神具の基本知識について

神棚-清蓮珀-

こんにちは
京都と神奈川県を拠点に全国で霊能者(霊媒師) 兼 占い師をしております。
清蓮珀(セイレンハク)です。

お客様から質問が何回か有りましたので
このブログでも「神具の基本」をご紹介いたします。

神具は、神社や神棚、神道において神様を祀るための道具や器具のことを指します。
神具は、神様を鎮めたり、供え物を捧げたりするための大切な道具であり、神具を扱うことは重要な作法の一つです。
以下では、神具の歴史や作法について詳しく解説します。

神具の歴史

神具は、古代から存在しているものであり、神話にも登場します。
例えば、『古事記』には、天照大神が岩戸に隠れた際、手水鉢(てみずばち)を使って清める場面が描かれています。
このように、神具は、神様を祀るために不可欠なものとして、古代から現代に至るまで大切に扱われてきました。

神具についての記録は、平安時代以降にはっきりと残されるようになります。
『延喜式』には、神具の名称や役割が詳しく記載されており、当時の神道の様子が伝わっています。
また、江戸時代には、神具を製作する専門の職人が存在し、神具の製作技術が発展しました。

神具の作法

神道においては、神具を扱うことは非常に重要な作法の一つです。
以下に、神具の作法について解説します。

    1. 神具を扱う前の清め
      神具を扱う前には、手や口を清めるための手水舎で手を洗い、口をすすぎます。
      また、神具に触れる前には、先に手を合わせることで神様にお詫びをすることが一般的です。
    2. 神具の扱い方
      神具を扱う際には、尊重の気持ちを持って取り扱います。
      例えば、神棚にお供えしたお菓子を取り出す際には、指先で優しく取り出し、適切な形で供えます。
      また、神社にお参りする際には、御幣を振る際には、左右に振ることが多く、正面からは振りません。
    3. 神具の修繕方法
      神具が壊れたり、傷ついた場合は、修繕することが一般的です。(可能であれば)
      ただし、神具は神聖なものであるため、修繕方法にも注意が必要です。
      例えば、神具の修繕には、新しい部品を取り付けるのではなく、元の部品を修理することが望ましいです。
      また、修繕後には、清めを行い、神様に報告することが一般的です。神具の保管方法 神具は、常に清潔な状態で保管されることが重要です。
      神具の保管方法については、以下の点に注意します。・清潔な場所に保管する。
      ・虫や埃から守るために、適切な包装をする。
      ・湿気がないように注意する。
      ・特に古い神具や貴重な神具は、定期的に手入れを行い、状態を確認する。
      以上が、神具の作法についての概要です。神具は、神社や神棚、神道において非常に重要な役割を担っており、正しい作法で扱うことが求められています。
      また、神具の製作や修繕には、高度な技術と知識が必要であり、神職や神具職人がその役割を担っています。

細かく書きましたが特段、難しいことではなく心身を清め、気持ちを神様にお伝えしましょう。

ではまた。

 

関連記事